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注文住宅を建てるなら図面に隠された落とし穴を知ろう!

2018/08/25
注文住宅イメージパース

この仕事をしてつくづく思うのですが、注文住宅の設計は本当に難しく奥深いものだと思います。

 

ただ平面図の元になる間取りや外観だけを考えるだけではなく、

 

家を建てる敷地のポテンシャルを最大限に活かしながらも、光や熱の採り入れ方や風通しを考え、それから防犯面やプライバシーも考え、

 

そして、日々快適に暮らして頂く為の動線や収納など、全ての条件を網羅した上で提案。

それに加え耐震、デザイン、コストの事も考えていかなければなりませんし、10年後、20年後のライフスタイルの変化による、暮らしやすさを損なわないように考えないといけないからです。

 

考えてばかりですね(笑)

 

こんにちは!名古屋市名東区を中心に自然素材にこだわった、デザイン住宅を手掛ける、ホーム渋谷、代表の渋谷です。

 

弊社でも上記の条件を満たす為、注文住宅を建てる方に提案させて頂いておりますが、

 

これはかなり難しく、なにかを優先してしまうと、なにかが犠牲になってしまう・・・・・そういう現実に頭を悩ませながら、日々デザイナーと考えています。

 

さて、本題に入りましょう!

 

注文住宅の図面で見落とさないポイント、敷地を把握しよう!

 

敷地の形と近隣によって光の採り込み、風の流れは様々です。特に近隣の状況は図面に載っていないので敷地廻りの状況はきちんと把握しておくといいでしょう。

 

これを把握していないと光の採り入れ、風の流れ、間取りに大きく影響をもたらすこともあります。

 

例えば境界ぎりぎりに建物が建っているとしましょう。

その部分の光の採り込みは期待できませんし、風の流れも変わっていきます。そうなると間取りも変わってきますよね。

これを把握なしにプランすると、建物の配置、窓や間取り変更、またはプランのやり直しとなりかねません。

 

あらかじめ把握していれば、間取りや建物の形、配置を変えることで対処できます。

 

あるある話しなんですが、敷地状況の把握無しにいきなりプランしてしまう。また、土地が決まっていない方にプランと見積書だけを渡して、「この間取りが入る土地を探してください」という会社もあります。

 

計画中に気付けば何とかなると思いますが、いざ工事が始まるとそうはいきません。注意しましょう。

 

この多くはセミオーダー住宅(数あるプランの中から選んで自由度は低いがコストが安い傾向にある)と思います。

 

あと、外観のデザイン性を追求するあまり、必要ないところに窓が付いていたり、大きなテラス窓がプライバシーを損なわれたりします。

そうなると窓のコストアップ、プライバシー面ではカーテンのコスト、カーテンをすることでお部屋が暗くなり、お昼に照明をつけるはめに・・・・その分光熱費もかかってきますよね・・・

 

そうならない為にも敷地の状況をきちんと把握してデザインしてくれる会社の依頼すると良いと思います。

 

それでは、また次回!